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霊界から届いたハッチ判事の手紙(19)

 投稿者:ちくてつ  投稿日:2021年10月30日(土)07時03分14秒
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  霊界から届いたハッチ判事の手紙(19)

健康長寿&安楽死を、正心調息法&らくらく毛管運動で実現しましょ。
https://www.youtube.com/watch?v=TkUHQtQVZFc&list=PLbPRSTyFexIqLs9eYPCF84D4nS62I20vU
Raku Raku Workout no1(らくらく毛管運動)


「生きている死者からの手紙」(1914年の出版、ノンフィクション)
        エルザ・バーカーによる記録
        金澤竹哲・訳


第41の手紙 見えない世界の寵児(3)

<美しきもの>が私の手に触れて囁いた。
「人間たちのこうした素晴らしい生活は、私には魔法の書物のようです」
「でも、あなた自身は地上で生きたことはないんでしょう?」
「とんでもない、毎日味わっていますよ。でも、ちょっと味見するだけ――すぐに移動します。浸りきったら、移動できなくなりそうなので」
「しかし、浸りきってみたいと願ったことはないですか?浸」
「いいえ、味見だからこそスリルがあります。消化しようとすると飽きてしまいます」
「あなたは聖なる浮気者かもしれないですね」私は愛情を込めて言った。
「気をつけてくださいね」と<美しきもの>
「心に恐れを抱く者は、その恐れの霧のなかで私を見失います」
「あなたには逆らえません!」私は叫んだ。
「あなたは誰です? いったいあなたは何者ですか?」
「あなたはさっき、目の見えない赤ん坊にひなぎくの野原の夢を見させる妖精だって言ったじゃないですか」
「あなたには、何か理解できない愛情を感じます」
「すべての愛は理解不能なものです。とにかく、兄弟よ、幻影の丘に登りましょう。息が切れたときは、私の空飛ぶベールにつかまれば、休息できますよ」
 その夜は、奇妙なものをたくさん見た。全部を話したら、君を疲れさせてしまう。
 われわれは、ある活火山のクレーターに立ち、火の精の踊りを見物した。サラマンダーなどは、奔放な想像力をもつ詩人にしか見えないと思っていたかね? 彼らは実在する――彼ら自身にとっても、それを見た者にとっても――ロンドンの街路を走るバスの運転手が実在するのと同じように。
 実在するものとしないもの! いま書いているものがもしもエッセイならば、この問題について多くを語ることができるだろうが、これは異国を旅した者の体験談なのでやめておく。

 
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