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らくらく毛管運動でよみがえる(11)

 投稿者:竹哲@らくらく安楽詩の会  投稿日:2020年 4月29日(水)07時22分21秒
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  ●グローミューが働けば奇跡が起きます

 毛細血管の機能を考える上で、極めて重要な役割を果たしているのが、毛細血管の一部であり、血液をバイパスさせる役割を果たしている「グローミュー」です。
 その存在は1707年にフランスの解剖学者レアリー・レアリスによって明らかにされています。しかし、現在の医学界ではその機能や役割に関心を払うことは少なく、存在さえ忘れられている状況です。
 図のようにグローミューは、小動脈と小静脈をつなぐバイパスです。日本語で「動静脈吻合」と呼びます。

 なぜ、バイパスが必要なのかというと、細胞が、栄養や酸素を必要としないときや、汚れた血液を拒絶するときに、ルージェ氏細胞が働き、グローミューが開いて、血液を静脈に戻すからです。
 例えば、ウイルスが細胞内に侵入した場合、グローミューが開き、細胞に流れている血液を迂回させることで、栄養補給をストップして、病原体を兵糧攻めにします。つまり、グローミューは免疫機能にも重要な役割を果たしているというのです。
 また、冷たい水の中に入ったときなど、体表面の毛細血管から体温が失われるのを防ぐために、グローミューが機能して細胞への血流を止めます。日本では修行として、海や滝などで「みそぎ」が行われてきました。私も以前に数年間、夏、冬のみそぎを体験しましたが、みそぎで元気になるという効果も、グローミューが活性化するという説明からわかるのではないでしょうか。
 そしてまた、塩谷信男医学博士の朝の日課は、起きてすぐの3分間冷水シャワーでした。「正心調息法は皆さんにすすめますが、3分間冷水シャワーはすすめません」と私に言われたことがありました。
 西先生によりますと、グローミューは生まれて2、3か月後に形成が始まり、21歳頃に完成します。しかし、40歳を過ぎる頃から次第に減っていきます。特に不健康な生活や、アルコールと砂糖がグローミューの消失を加速し、動脈硬化や糖尿病など様々な病を引き起こす原因となります。
 
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