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浄化の時がきました

 投稿者:竹哲@らくらく安楽詩の会  投稿日:2020年 4月18日(土)11時33分3秒
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   さきほど、60大の会員さんから電話がありました。

 60代後半で、膵臓がんを生き延びた友人に「アドバイスをお願いします」

 聞けば、膵臓がんで10年、生き延びた方でした。

「病院にゆかないように、好きなことをしていればいいでしょう」

 とアドバイスしました。

 いま、世界は「浄化の時代」なのだと思います。

 宗教は役に立ちません。

「いわゆる神」はいません。

 ではなぜ、こんなことが起きているのか?

 地球全体の浄化でしょうね。

 なにを信じて、どう生き延びるのか?

 わたしたちは、死にません。

 転生するからです。

 が、死んだら終わりと信じている人、生きることにすがる人は、救われません。

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「生きている死者からの手紙」(1914年の出版、ノンフィクション、著作権フリー)
        エルザ・バーカーによる記録
        金澤竹哲・訳

第39の手紙 死についての教え

 こちらに来てからの数か月の間に、男や女がなんの表情もないのっぺりした顔で、深い眠りよりさらにさらに深い無意識の状態で横たわっているのを見てきた。最初、彼らの眠りの性質がわからなかったので、実験するつもりでひとりふたり起こそうとしたが、うまくいかなかった。幾人かには興味が湧いたので、毎日様子を見に行ったが、彼らはいつも同じように無気力なままだった。
「なぜだ?」私は自問した。「人間がこのように眠り――眠りが深すぎ、声をかけても体に触っても目覚めないとは?」
 ある日、私は師とともに、意識を失っている男のそばを通りかかった。それは、以前から見守り、起こそうとしたが失敗した男だった。
「こんな風に眠っているこの人たちは誰ですか?」私が尋ねると、師は言った。
「地上で生きていたときに、魂が死後も永遠に生きないと思い込んだ者たちだ」
「恐ろしい! 彼らは二度と目覚めないのですか?」
「そうだ。たぶん何世紀か、幾時代たてば、あらがいがたいリズムの法則によって眠りから引き離され、転生させられる。生まれ変わりの法則は、リズムの法則の一部なのだ」
「彼らのうちのひとりを、たとえばこの男を、起こすことはできませんか?」
「お前は起こそうとしたのだろう?」師は鋭い目で私を見て言った。
「はい」私は認めた。
「しかし失敗した」
「はい」
 私と師は一瞬見つめ合い、それから、私はこう言った。
「師は私より大きな力をもち、知識もお持ちですから、成功されますね」
 師は答えなかった。それで好奇心が増し、私は真剣に言った。
「試してみてはいかがですか? この男を起こしてはいただけませんか?」
「お前は自分が何を頼んでいるかわかっていない」師は言った。
「では教えてください、師はこの男を起こすことができますか?」
「おそらくできる。しかし、この男は人生を終えるときに、自分の意識を無にして魂を消滅させることを願い、自分の魂に呪いかけ、その呪文によって眠りに落ちている。その法則に対抗するには、それ以上に強い法則を用いなければならない」
「その法則とは何ですか?」私は尋ねた。
「意志だ。意志の力を働かせるのだ」
「できますか?」
「さっき言った。たぶんできる」
「ではやっていただけませんか?」
「もう一度言うが、お前は自分が何を頼んでいるかわかっていない」
「どういうことか説明してください。これは私がいままで見たなかでも特別に驚愕すべき光景に思えます」
 師はひどく深刻な顔で答えた。
「この男は、自分で意図的に因果の法則を働かせた。私がその法則を打ち破ってやるとしても、彼はどんな善行を積んだというのかね」
「彼の過去は知りません」
「ならば、なぜ彼を起こせと頼むか、その理由を聞かせてもらおう」
「私の理由?」
「そうだ。この男の不幸な状態を哀れむのか、あるいは、お前の科学的好奇心を満たすためか?」
 私は男の悲惨な境遇を気の毒に思いましたのでお願いしたと言いたかった。しかし、偉大な師に対し、嘘と本心をお手玉することはできない、科学的好奇心を満たすためですと正直に話した。
「それならば、訓練された意志の力が働くところを見せるためにこの男を利用することは許されるだろう」
「彼に害を与えはしませんね?」
「それどころか、有益なくらいだ。それに、彼がショックを受けたとしても、心に強烈な印象を残すから、将来地上で何度生まれ変わったとしても、二度と、死はすべての終わりだと自分で信じたり、他人に信じさせるために説いたりできなくなる。彼が大昔に自分にかけた呪文を解いて眠りから覚ますには、莫大なエネルギーを費やさねばならない。本当はこの男にそこまでする価値はない。だが、それでも彼を起こすのは、お前のためであり、お前に信じさせるためだ」
 そのときの行われた光景を君に描写し、目にありありと浮かぶようにしてやりたいができない。われわれの足元には、血の気の失せた無表情の男が横たわり、師は美しい顔に力をみなぎらせ、目に想いに満たした偉大な姿で、男を見下ろしていた。
「まるで生気がなさそうなこの体のまわりがうっすら光っているのがわかるか?」師が尋ねた。
「わかります、本当にかすかな光ですね」
「それでも、この弱々しい者が永遠の真理にしがみつく力よりはずっと強い。お前の目にはこの横たわる体のまわりに青白い光しか見えないだろうが、私にはその光の中に、この男の過去のさまざまな情景が見える。この男は、人間の意識が永遠に生きることということを否定しただけでなく、自分の信じる死の教義を人々に説き、自分のように信じさせた。こんな男を目覚めさせるのは本当に無駄なのだ!」
「それでも、そうされますか?」
「ああ、そうする」
 師は大いなる努力の末に、男が自らに課した魂の消滅状態そのものから目覚めさせたのだが、どのような言葉や行為であったかは、残念ながら許可されていないので教えることはできない。私はいままでにないほどはっきり理解した――わが師の個人的な力のみならず、訓練を受けて方向づけされた意志がもつあらがいがたい力を知った。
 そして、同様の光景が新約聖書に記録されていると思った。キリストが墓のなかの死者に「ラザロよ、出て来なさい!」と呼びかけた場面だ。
「人間の魂は永遠なのだ」師は目党めた男の怯えた目を見据え、意志の力でその目を釘付けにして宣言した。
「人間の魂は永遠なのだ」師はそうくり返し、強い口調で命じた。
「立ち上がれ!」
 男はよろよろと立ち上がった。こちらの世界にいる者がみなそうであるように、彼の体も羽根のように軽いのだが、睡眠のときのエネルギーがまだ残っていて、わずかな動作すらままならないようだった。
「お前は生きている」師は宣言した。「お前は死を体験したが、生きている。自分が生きていることをあえて否定するな。否定できないはずだ」
「しかし、私にはどうしても――」男が言い始めた。彼は頑固な物質主義者で、自分が存在しているという事実を否定し続け、試練をくぐり抜け後も、昔の記憶を保っている。それが、私には何よりも驚きだった。だが、呆気にとられたのは一瞬で、師の力が男の周囲にアストラル界の記録を浮かび上がらせ、それで彼の記憶が呼び覚まされたことに気づいた。
「われわれの間に座りなさい」師は起こされたばかりの男に言った。「いっしょに論理的に考えてみよう。お前は誰それという名前で地上を歩いていたとき、自分をたいへん論理的な人間だと思っていたのだろう?」
「はい」
「お前は確かに死を経て、それでもいま生きているのだから、お前の論理が間違っていたとわかるはずだ」
「でも、ここはどこなんですか?」男は困惑した顔であたりを見回した。
「ここはどこで、あなたは誰ですか?」
「お前は永遠のなかにいる」師が答えた。「お前はこれまでずっとここにいたし、これからもずっとここにいるのだ」
「それで、あなたは誰ですか?」
「法則の働きを知る者だ」
「どんな法則ですか?」
「リズムの法則だ。それが魂を大海の潮の干満のように濃密な物質の世界に出入りさせたり、人間を眠らせたり、目覚めさせたりする」
「でも、私を起こしたのはあなたですね? あなたがそのリズムの法則なんですか?」
 師は微笑した。
「私はリズムの法則そのものではない。しかし、お前と同じように、私もその法則にしばられてはいる。ただし、私は自らの意志によって一時的にそれを超越することができる――再び言うが、これもお前と同じだ」
 私は師の簡潔ながらも深遠な答えに息をのんだが、男は重大さに気づいていないようだった。お前と同じように! つまり、この男が自分の意思を誤って用い、永遠であるべき生を一時的に超越したごとく、師は正しく方向づけられた意志によって、自分自身の死を乗り越えたのだ! 人間の心がもつ神のような可能性をかいま見て、私の魂が震えた。
「私はどのぐらい眠っていたのですか?」男が尋ねた。
「お前は何年に死んだのだ?」師が聞いた。
「1817年です」
「すると、現在の年は、キリスト紀元で1912年だ。お前は95年間、死人のように眠っていた」
「そして、私を起こしたのは、本当にあなたなんですね?」
「そうだ」
「なぜ起こしたのですか?」
「それは私の意図に適していたからだ」師の答えはかなり辛辣だった。「お前が目党めさせるに値する人間だからではない」
「もしあなたに起こされなかったら、いつまで眠っていたのですか?」
「なんとも言えない。おそらく、お前と同時に死後の世界に船出した者が、お前を後に残して進化の道をはるか先に行ってしまうまで眠っていただろう。たぶん幾世紀も、幾時代も眠り続けただろう」
「あなたはこの責任を一身に背負われたのですね」男が言った。
「お前に言われずともわかっている。私は自分の心のなかで責任すべての重みを計り、自分自身の意図のためにそうした。意志は自由なのだ」
「でも、あなたは私の意志を凌駕しました」
「そうだ。だがそれは、私の意志がお前の意志より強い力を持ち、正しい方向性とより大きなエネルギーに支えられているからだ」
「では、私をどうするつもりですか?」
「私は、お前を訓練する責任を引き受ける」
「私の訓練?」
「そうだ」
「あなたは、ものごとが簡単になるようにしてくれるのですか?」
「その逆で、お前をたいへん厳しい目に遭わせる。だが、お前は私の教えから逃げることはできない」
「あなたが個人的に指導してくれるのですか?」
「私が教えている生徒なかでレベルの高い者に指導させる。そういう意味では個人的な指導だ」
「それは誰ですか? この人ですか?」男は私を指さした。
「いや、彼にはもっと重要な仕事がある。いまからお前の教師のところに連れてゆこう」
「その人は、何を教えてくれるのです?」
「永遠の生命に関するすべてのことだ。その教えを、忘れることも投げ捨てることもできないほどしっかり学んだら、地上に戻り、ほかの者に教えるのだ。お前は、お前がかつて物質主義と死ねば終わりという偽りの哲学で道を誤らせたのと同じくらい大勢の人びとに、生命は永遠だという真理を教えなければならない」
「でも、私が拒否したら? あなたはさっき、意志は自由だと言いましたね」
「お前は拒否するつもりか?」
「いいえ、でも拒否したらどうなりますか?」
「その場合、お前は東洋でカルマと呼ばれる作用と反作用の法則によって成長することができなくなり、それどころか法則の犠牲となる」
「お話が、さっぱり理解できないのですが」
「この男は実に賢いな」師は言った。「因果の法則でもあるカルマを理解しているとはね。だが、来なさい。新しい教師のもとへ連れてゆこう」
 師と新しい生徒は、私ひとりを残して灰色のかなたに消えていった。
 私はそのあと長くその場にとどまり、自分が見聞きしたことを熟考した。
 
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