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がんの真実を学びましょう。
近藤誠医師の新刊、「眠っているがんを起こしてはいけない。」(飛鳥新社)から。
<本物のがんというのは、転移している(体のどこかに転移がひそんでいる)ケースです。これに対し、からだのどこにも転移が潜んでいないのが、がんもどきです>
そして転移がんは見つかったときは、すでに転移している。
逆に、がんもどきは転移しない。
<確実なことは、全世界でこれまで何億人もが検診や手術を受けてきたのに、「もどきを放っておいたために転移が生じた」と立証されたケースが1例もないことです>
<がんは放っておいたら転移する」という考えは、とっくに破綻しているのです>
つまり、がんには本物のがんの「転移がん」と転移しない「がんもどき」があります。
しかし、両者は視認では見分けられない。
<「がん」と顕微鏡で診断されたなかに、もどきと本物とがあるので、顕微鏡で両者を見分けることは不可能です。ただし推測はできる>
<手術をきっかけとして、ひそんでいた転移が暴れだすので、「本物」はそれとわかります。そして多くの「がん種」では、手術を受けてから3年ほどの間に転移が生じなければ「もどき」だったと考えられます。例外は乳がんで、10年たってから転移が生じることもあります>
転移がんであれば、手術すれば、がん細胞が暴れだし、寿命が縮みます。
転移がんであっても、眠っているままに放置すれば、暴れだすことはありません。
この本を読んで学びたいですね。
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