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わたしは身近なところで、肝臓がんで亡くなった男性2人を知っています。
ふたりとも、50代でした。
共通点がありました。
1)顔色が悪い
2)手術を受けた
顔色とがんの関係は、研究データはないでしょうが、結構信じられています。
ですが、らくらく毛管運動で顔色は改善できます。
そして手術。「がんは切ったらダメだ」と聞かされたのは40年くらい前でした。
「そんなものかなぁ」と想っていましたが、近藤誠医師の新刊、「眠っているがんを起こしてはいけない。」(飛鳥新社)が、研究をもとに断言していました。
その理屈です。
<じつは転移するような性質のがんでは、血液中に休眠がん細胞がただよっているのです。
そういう休眠がん細胞が、メスで切られた血管から血液とともに流れだし、傷口にとりついて増殖・増大したわけです。
乳がんだけでなく、肺がん、大腸がん、前立腺がん、膵がんなど、多くの「がん種」で、手術前にも手術後にも、血液中の休眠がん細胞が存在していることがわかっています。常時、数百個から数千個のがん細胞が血液中にあります。
それなのにメスを入れるから、流れ出たがん細胞が傷ついた組織にとりつき、急速に増殖・増大するのです>
<がんが暴れる場合には、それほど急速に分裂・増殖するのです。すい臓がんの手術後約3か月で逝った翁長さんのケースでは、がん細胞の増殖スピードはもっと速かったことでしょう。
しかしこのように激しく分裂する能力があるがん細胞も、血液中にある間は「休眠がん細胞」と呼ばれています。学者たちも、手術さえしなければ暴れ出さない、と見なしているわけです>
<手術を受けなければ、スキルス胃がんでも10年生きられる可能性があります。ところが手術を受けると、「大部分が術後1年以内に亡くなり、3年をこえて生きる人はほぼ皆無」という状況におちいります>
「大部分が術後1年以内に亡くなり、3年をこえて生きる人はほぼ皆無」というのは、がん研病院のデータ。
それでも手術を強要するので、「殺人に類する行為です」と近藤誠医師。
人間ドックでみつかるようながんは「たちの悪いがん」(近藤医師)。
たちの悪いがんを手術すれば、「大部分が術後1年以内に亡くなり、3年をこえて生きる人はほぼ皆無」となります。
「とくダネ!」のMCの小倉さんは、50%くらいの確率で、たちの悪いを手術しました。
再発の可能性は50%だと、この本にあります。
気になりますねぇ。
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