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手紙35 美しきもの(1)

 投稿者:竹哲@らくらく安楽詩の会  投稿日:2019年 8月12日(月)07時42分44秒
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   唯一神を信じる宗教がいくつかありますね。

 みな、自分の神が唯一だと盲信しているので、古来、殺し合いを行ってきていて、それが今日も続いているわけです。

 もしも、唯一神がほんとうに存在しているとしたら、その唯一神がほかの「唯一神だ」と主張する邪教を淘汰するでしょう。

 そんなことは起きていません。

 ということは、唯一神というものは、存在しないのです。

 霊的な存在は実在します。

 唯一神は存在しませんが、霊的な存在は実在します。

 それらをおおまかに、天使と悪魔とみなしたいと思います。

 たとえば、不動明王は天使の波動をもっているので、天使に区分します。

 艮の金神(うしとらのこんじん)は、悪魔の波動をもっているので、悪魔に区分します。

 天使がいるから、悪魔がいます。

 そしてCircle of Sunflowerカードは、天使の波動が目に見える形で入っています。

 また、彼らは、地上に転生したことのない存在です。

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「生きている死者からの手紙」(1914年の出版、ノンフィクション、著作権フリー)
        エルザ・バーカーによる記録
        金澤竹哲・訳


手紙35 美しきもの(1)

 そう、わたしは天使を見たことがある。彼らのことが、人間として地上に住んだことのない霊的存在を指すのであればだが。
 人間が岩をはっきり感じるように、天使も人間を生き生きと感じている。われわれは、かつてはあの霊的喜びを体験していたのだが、長い間物質の世界に身をおくうちに、その喜びを失っている。もう一度取り戻すことができるだろうか? たぶんできる。われわれの手の内にあるからだ。

 わたしが<美しきもの>と呼んでいる者たちの一人について話そうか? それには天国での呼び名があるのかもしれないが、わたしは聞いたことがない。<美しきもの>は男か女か? 男に見えるときもあれば、女に見えるときもある。こちらの世界には、わたしには理解し得ない謎があるのだ。

 ある夜のこと、わたしは月光のもとで身を横たえていた。それはすなわち、すべての人間の内にひそむ詩人が、わたしの中で目党めていたということだ。わたしは月光のもとで身を横たえ、心は忘我の境に浸っていた。そのひとときだけ、時間の魔手を逃れ、焼惚感が高まりまさに絶項に達したときの霊的静穏の中に生きていた。東洋の賢者たちが涅槃と呼ぶあの逆説的境地の予兆を、わたしは味わっていたにちがいない。

 わたしは月光と自分自身を明瞭に意識していた。それ以外に全宇宙に存在するものはすべて、わたし自身の中にあるように思われた。”われ在り”というあの絶対的命題を、あれほど深く理解できたのは初めてだった。

 その瞬間においては、過去も未来も等しく現在であるように思えた。いまはきのうだと囁く声があれば、わたしは黙ってそれに同意しただろう。いまは百万年後だと言われても、やはり同意したにちがいない。
 
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