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手紙34 ライオネルの旅立ち(4)

 投稿者:竹哲@らくらく安楽詩の会  投稿日:2019年 8月 9日(金)07時01分30秒
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  「らくらく安楽詩の会」への申込みをいただきました。
 奈良県の71歳の男性です。
「わたしも68際になりました。一緒に、ぴんぴんころりを目指しましょう」と言いました。

「ぴんぴんころりの会に入会」の文言がメールにありました(*^^*)

 もちろん、「ぴんぴんころりの会」でも結構です。

 ひまわり会の方は、無料でこちらに登録できます。

 さて、7歳で死んで霊界からまた地上へと戻るライオネル少年の続きです。

 若くして死ぬと、エネルギーがたっぷり残っているので、再生が早いこともあります。

 塩谷信男先生が、大断言について講演をされたとき、北海道から女性が参加し、紹介されました。

「大断言」に紹介されています。

 その方とあとでお茶したときに、霊能者の方が「あなたは特攻隊で戦死して、早く転生しましたね」と言いました。

 女性は、主婦なのに、パイロットの免許を取得し、飛行機を飛ばしていました。
 禁止されている洋上飛行をこっそり行ったり。
 海外でも飛びましたが、戦死したと思われる南方だけは飛ぶ気になれなかったと明かしていました。

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「生きている死者からの手紙」(1914年の出版、ノンフィクション、著作権フリー)
        エルザ・バーカーによる記録
        金澤竹哲・訳


手紙34 ライオネルの旅立ち(4)



 そこで私と少年は物質界に行った。どうやって行くかは前に話したね。

 ライオネルは、ボストン郊外の小さな家に私を連れて行った。われわれが部屋に入ると――そのとき地上のその場所は夜の11時ごろだった――きれいな娘がベッドのそばにひざまずき、愛する人にわが身を棒げる明日の結婚を神が祝福してくれるようにと祈っていた。

 ライオネルは娘に近づき、その首に抱きついた。
 娘は驚いた。まるで誰かと触れたかのごとく感じ、立ち上がった。

「――先生、――先生、ぼくだよ、わからないの?」ライオネルは叫んだ。だが、その声は私には聞こえるが、娘には聞こえていない。彼女は怯えて、あたりを見回すだけだった。
 それから、誰かに触られたのは気のせいだったと思い、またひざまずいて祈りはじめた。

「もう行こう」私はライオネルをうながし、娘を夢と析りの中に残してその場を離れた。
 私がライオネルを見たのはそれが最後だ。彼は別れの挨拶をしてこう言った。

「これから二、三日は先生のそばにいるよ。もしかしたら、先生とお父さんのあいだを行ったり来たりするかもしれない。
でも、もし戻らなかったら、何年かたったらまた会おうね」
「そうしよう。地上でもこの世界でも、魂と魂が引き寄せ合うのは、お互いへのおもいやり、会いたいと願う心だからね」

 師に次に会ったとき、私はライオネルの話をして、彼が母親の体内で誕生を待つ霊となって地上の生活を始めたあとでも、ときどき私のもとに来られるだろうかと尋ねた。
「おそらくむりだろう」と師は答えた。「熟達した魂なら、それも可能かもしれない。だが、高度に発達した魂でも、真の熟練者でなければそういうことはできない」

「しかし、地上の人々は夢の中でこちらに来ますよね」
「それはそうだ。だが、魂が物質界に入って再生に備えるのは、言ってみれば可能性の中に入るということだ。その魂は、新しい体を形成し、それに慣れるために、全力でたいへんな努力をしなければならない。誕生のあと、目が開き、肺が空気で満たされれば、仕事はより楽になるから、誕生への障壁を越えるくらいのエネルギーが残っているかもしれない。
 だが、じきに母親になる女たちは、自分が宿している魂を漠然と意識しているものだ。自分の体を通じて行われる奇跡の意味を完全には理解できないが、彼女たちは不思議な夢や幻を見る。それはたいてい、生まれてくる子供の過去生の姿をほのかに示すものだ。彼女たちは、体内の霊が過去に暮らした夢の国々を目にする。説明できない欲求を感じるが――その欲求は生まれてくる子供のもつ潜在的なあこがれを映すものだ。いわれのない恐怖も感じるが、それもまた、子供がかつて抱いていた不安や恐れのあらわれだ。真に偉大な魂をはぐくんでいる母親は、その魂が体内で育まれるあいだに、彼女自身がふだんの可能性を越えて、霊的に成長することがある。一方、将来犯罪者となる魂を宿している母親は、彼女の本来の気質とは違って、堕落的な性格を示すようになることが多い。

 じゅうぶんな知性をもつ女性が説明を受ければ、自分の感情や考え方をもとに、おなかの子が将来どんな人間になるか判断でき、その予想のとおりに子供を導く準備もできるだろう。ここでもどこでも、知識を増やすことが必要なのだ」

 そんなわけで、いままのさまざまな経験から学んだように、今回もライオネルの旅立ちをとおして、大切なことを学んだのだった。
 
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