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手紙34 ライオネルの旅立ち(1)

 投稿者:竹哲@らくらく安楽詩の会  投稿日:2019年 8月 5日(月)07時58分6秒
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   わたしは霊界の少年と何度も、直接、会話したことがあります。

 映画の「ゴースト」そっくり、ウーピー・ゴールドバーグさんが演じた霊媒のように、表情も、物腰も、語り口も5、6歳の少年になってしまいます。

 霊界の少年と直接対話した人は、あまりいないでしょうね。

 その体験があったので、ライオネル少年の話は真実だと確信しています。

 著者のハッチ判事は、前世で非常に親しくしていた人物でもあります。



「生きている死者からの手紙」(1914年の出版、ノンフィクション、著作権フリー)
        エルザ・バーカーによる記録
        金澤竹哲・訳


手紙34 ライオネルの旅立ち(1)

 私はライオネルを失った。彼は逝ってしまった――すべての人間がたどる道をと言いかけたが、もちろん、すべての霊がたどる道、それは地上へ戻る道だ。

 先日、ライオネルが、われわれ二人のお気に入りの休息所で、物思いにふけっているのを見た。ここは、以前手紙に書いた、木々の生い茂る山腹の麓にある小川のそばの小屋のことだ。

 しばらく待っていると、少年は目を開けて私を見た。
 そして、「お父さん、ぼくの大好きな先生があした結婚するんだ」と言った
「どうしてそれを知っているの?」
「だって、ずっと耳をすましていたんだもの! ちょっと地上へ戻るときは、いつも先生のところに寄るんだ。ぼくがそばにいても、先生にはわからないけどね。それで、少し前から、なんとなく感じていたんだ」
「どうして?」
「だっていまの先生は輝いてるから。前はなかったのに、先生のまわりに光が見えるようになったんだ」
「光の原因がわかるかい?」
「たぶん、先生が”恋”とかいうものをしてるからじゃないかな」
「おまえは特別に賢い子供だ」
 ライオネルは、大きく素直な目で私を見た。
「子供なんかじゃないよ。ぼくはこの丘と同じくらい、お父さんやほかの誰かと同じくらいに年をとっているんだ。ぼくたちは終わりも始まりもない永遠の命なんだって、お父さん話してくれたじゃない」
 
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