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手紙30 シルフと魔術師(その5)

 投稿者:世話人の竹哲です  投稿日:2019年 6月25日(火)06時55分11秒
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   昨日の朝も、地震がありました。
 東京は震度4。
 真下から突き上げるような衝撃が数回ありました。

 すぐ鎮まりました。

 山形沖地震を的中させたMEGA地震予測が6月20日、震度5以上が起きそうな地域を以下のように紹介していました。
 用心しましょう。


 要警戒:東北・北関東
(7月ごろまで警戒)
(東北地方は全体的に隆起しました。秋田県および山形県は今回大きく隆起しました。東北地方は東南東方向の水平変動が活発に見られます)
要警戒:南海・東南海地方
(7月ごろまで警戒)
( 高知県の西端の「宿毛」は隆起していますが、東端の「室戸4」は沈降していて高さの格差が4.5cmと拡大しています。 愛媛県の「宇和島」も大きく隆起しています。紀伊半島の南端、潮岬周辺の沈降が進行しています。
 ひずみが貯まっています。 南海・東南海地方は要警戒です)
要警戒:九州南部
(9月ごろまで警戒)
(九州南部全域にほぼ南東方向の水平変動がまとまって大きく出ています)




「生きている死者からの手紙」(1914年の出版、ノンフィクション、著作権フリー)
        エルザ・バーカーによる記録
        金澤竹哲・訳



手紙30 シルフと魔術師(その5)



 「なぜ人間が好きなの?」
 「それが私たちの性質です」
 「でも全員がそうではないね?」
 「大気の精には意地悪な霊もいます」
 「それで、君が魂を手にしたとして、どうするつもりなの?」
 「肉体を得て、地上で生活します」
 「そして、君がいま仕えている友人から離れるの?」
 「とんでもない! 私が肉体を望むのは彼と一緒にいたいからです」
 「ということは、彼は君と一緒に地上に帰ってくるの?」
 「彼はそう言っています」

 私は再び驚愕した。この魔術師のことが気になり始めていた。彼は大胆な想像力を持っている。
 大気の精が人間の魂へと成長することができるのだろうか? 私は自問した。あの男は自分を欺いているのか? あるいは、愛すべき使い走りを欺いているのか?

 私は少々長く考えすぎたようで、もう一度、不思議な仲間と話そうと振り向いた時には、彼女は去っていた。追いかけようとしたが、見つけることはできなかった。それにもし彼女が戻るとしても、別の道だろう。私は全方角を眺めたが、彼女の姿は消えていた。

 さて、君の心に疑問が浮かんだはずだ。いったいどんな言語で、私がフランス人魔術師の空気のような召使と話をしたか? 私は母国語で話したようだが、彼女もそうしたようだった。どういうことなのか? 言えることは、私たちは思考そのものという精妙な言語を使ったということだ。

 君もしばしば、知らない外国語を話す人と出会い、それでも、目配せや顔の表情、そして身振りで考えが行き来するのを感じるだろう。それを百倍くらい強めるのだ。私がシルフと交わしたような単純な問答が可能になるのではないかな? かならずできるとは言わないが、可能だと思う。以前に言ったように、私は母国語で話しかけ、彼女は私の母国語で答えたからだ。
 ここでは何と奇妙な体験をするのだろう! 私はあえて地上へは戻りたくないくらいだ。そこでは、とても長い間、たいくつなだけだ。ここの自由で生き生きした生活を、(母体で)まどろんでいる期間や、その後の哺乳瓶の生活、それに九九を覚え、ギリシャ語やラテン語の動詞を学んだりする時間と取り替えたいと思うだろうか? たぶん、そうしなければならないのだろう――だが、まだだ。
 お休み。

 
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