新着順:144/5573 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

大動乱を覚悟せよ!

 投稿者:ちくてつです  投稿日:2018年11月18日(日)20時34分51秒
  通報
   マクロン大統領、「古い悪魔が目覚める」と警告


 11月11日に行われた第一次世界大戦終結100周年記念行事。主催したマクロン仏大統領が、世界を驚かせる警告を行なった。ロイターが報じた。
“Old demons are reawakening, ready to sow chaos and death,” he said, warning of how ideology, religion and a disregard for facts could be exploited. “History sometimes threatens to repeat its tragic patterns, and undermine the legacy of peace we thought we had sealed with the blood of our ancestors.”
(「古い悪魔どもが目覚めようとしている、混沌と死をもたらそうとしている」とマクロンは語り、イデオロギーや宗教、そして事実の無視が利用されるだろうと警告した。「歴史はときに悲劇的なパターンを繰り返すぞと脅すことがあり、わたしたちの祖先の血で作り上げた平和の遺産を損なおうとする」)
 この警告の前に、出席していたトランプ、プーチンを念頭において、「ナショナリズムは愛国主義の真逆のものだ、裏切り者だ」と説いた。
"Patriotism is the exact opposite of nationalism," he said through a translator. "Nationalism is a betrayal of patriotism. By saying our interests first, who cares about the others, we erase what a nation holds dearest, what gives it life, what makes it great and what is essential: its moral values."

(「愛国主義は、ナショナリズムとは真反対にある」「ナショナリズムは愛国主義の裏切り者だ。自分たちの利益が第一だと言い、他者を尊重すると言いながら、国家がもっとも大切にし、命を育み、国家を偉大にする、本質的な道徳的価値観をかき消してしまう」)
 世界中で起きている「自国第一主義」を、愛国主義ではなく、ナショナリズムの台頭だと強く訴えた。第一次世界大戦直前の状況そっくりだと見抜いたのだ。
 1914年のヨーロッパは、「ベル・エポック」と呼ばれ、繁栄していた。だが、富裕層の対極をなす労働者は劣悪な環境に置かれ、農民たちも生活するのがやっとだった。貧富の差が、今日のように激しかった。そして各国は植民地獲得競争を激化させ、軍拡競争もヒートアップしていた。
 そして1914年6月28日、オーストリア=ハンガリーの帝位継承者、フランツ・フェルディナント大公が暗殺されたことを契機に第一次世界大戦が勃発した。
 ドイツは400万人、フランスは300万人、ロシアは500万人、イギリスは100万人を動員。フランス、イギリスは植民地からも兵士を動員した。
 1918年11月11日の11時に休戦協定が発効するまでの4年間で1000万人の兵士が戦死、あるいは感染症その他で戦没。200万人が重い後遺症などを伴う戦傷を負った。
 しかも第二次世界大戦につながる火種を残した。革命で誕生したソ連、ヒトラーが台頭したドイツ、スペイン、それに日本でも、「自国第一主義」のナショナリズムがより一層激しくなり、軍拡競争から戦争へと突っ走ることになった。
◎Old demonsの目撃者は語る
 五黄土星の年に一白水星の月で生まれたマクロンは激しい気性と霊感を併せ持つ。今年は真北=大凶。
 彼がつかった「Old demons」(古い悪魔ども)は、じつは比喩ではない。
 第一次世界大戦勃発の直前、古い悪魔どもと対峙し、激論を交わした記録があるからだ。
 証言者は、信頼できる霊界通信でベストセラーとなった「生きている死者からの手紙」の著者のハッチ判事。「生きている死者からの手紙」は1914年の大戦直前に刊行されていた。出征した兵士やその家族は、「本当だろうか?」と思いながらも、読んでいた。
 そして1915年、ハッチ判事は霊界から再びメッセージを伝えてきた。今度は、「戦場からの、生きている死者からの手紙」だった。その第1節「X氏の帰還」が目撃談だった。
<遠くの星にいた私は、「地球へ帰還せよ。そして愛と憎悪の神秘について学ぶのだ」という声を聞いた。
 なすべきこともわからぬまま、私は命令に従った。
 地球に近づくと怒れる軍団が私を阻もうとしていた。
「ここで何をするつもりだ?」。彼らは叫んだ。「ここは我々が支配する地だ。何者にも邪魔させぬぞ」
 私は師を呼んだ。彼はすでに私の横に立っていた。目の前の大軍勢にも、師の威厳は微動だにしない。
「ついにこの時が到来した」と師は言った。「長い準備期間の後で、突然、この時がきたのだ」
 怒りは宇宙の力であり、憎悪も宇宙の力だ。しかも愛も宇宙の力ならば、恐怖も宇宙の力なのだ。君は、愛がかわいらしい感情だと考えていたのかね? 憎悪はたんなる困りものの感情だとでも? 私は、怒り、憎悪、愛、恐怖の根源を目撃した。私の体験は、それぞれの人種の背後で働いているさまざまな力について、人々に理解させる上で役立つだろう。私は今一度、世界のために物事を書き伝えようと決意した。
 この戦争(第一次世界大戦)は、人間同士の戦いではない。天使たちの戦いでもない。それ以上の意味がある。必然がもたらした戦いなのだ。
 新しい人種が生まれようとしている。人と同様、人種も、その先達の苦痛と血の中で産声をあげる。しかし、「イヴの原罪」がねたみ深く邪悪な、あの蛇のささやきに耳を傾けたことが発端となったように、この大戦も、人間自身の内部にあり、と同時に世界中に存在している邪悪な種々の力から生まれた、ねたみや憎悪に、人が耳を傾けたことから生じたものだ。
 私はそのような力の顕現を目撃し、対峙し、戦った。私は戦いを経験して強靱になった。
 私は宣戦布告の5週間前には地球に戻ってきたのだが、戦いはすでに地上より高い次元で始まっていた。諸国が戦争の準備に余念がなかったように、この次元でも準備がなされ、武器が手にされていた。私と師が出会った悪魔たちの目には、勝利の笑みすらたたえられていた。
 ある原因が形成されていた。オーストリアの心臓部に怒りの種が蒔かれていた。その種は地上で、収穫の秋が近づいたことを察知した者どもによって水に浸された。
 君は、人類のエゴが肥大するかぎり、善と悪は共存し続けることを理解しなければならない。善の力と悪の力は補完関係にある。それらは現実の姿をなし、さらにエゴを肥大させる。そこからつくり出された産物には、人類が生んだ偉大な天才たちですら羞恥心を覚えよう。
 だが、それらとて、意識しようとしまいと、われわれが神の意志と呼ぶものによって設計された、宇宙の意志の僕(しもべ)にすぎない>
◎戦死した兵士との対話
 古い悪魔どもは、人の憎悪や苦しむ姿に狂喜し、鮮血の臭いに耽溺する。霊=人間ではないが、実在する。
 1912年に亡くなった著名な判事から女流作家に伝えられた霊界通信は、ベストセラーとなった。その続編には、戦死したばかりの英陸軍兵士との対話が、「X氏の友人」として綴られている。
<昨日、ひとりの男が君のことを考えながら戦死した。違うね、彼は君の友人ではない。出会ったことすらない男だ。彼は昨年(1914年)出版された、君の手を通して私が書いた「生きている死者からの手紙」を英国にいるうちに読み、深く心を打たれたのだ。何カ月も君に会いたいと思っていたが、慎重な性格ゆえそうすることができなかった。すると戦争が勃発し、彼は陸軍に入隊しベルギーへと出征した。
 最初の戦闘のあと、彼は日夜、この本に書かれた事実とその可能性について考え込んだ。
 死後も本当に地上のような生活が続くのだろうか? X氏が証言するように、死後、人は、生者の国に住む女性のもとへ帰還し、死者の世界の体験を物語ることができるのだろうか? X氏は、本に描かれたような事柄を実際に見聞したのだろうか。パターンの世界や天国を訪ね、腕に小羊を抱いた救世主に会ったのだろうか? などなど。
 彼はいつも塹壕の戦友たちに死後の生のことを話して聞かせた。パイプをふかしながら宙を見つめている彼に、「そんな風に何を考えているんだ?」とほかの兵士たちが聞くと、こう答えたものだ。「ぼくは去年読んだある本のことを考えている。本当なのだろうかとね」。どんな本なのだという問いに、彼は「生きている死者からの手紙」について説明し、一節まるごと暗唱してみせた。それから物語の粗筋を教え、あちこちに散りばめられた哲学的な命題の数々を解説した。一晩中をこのような議論に費やしたものだ。
 君は兵士として、あるいは看護婦としても戦地に行ったことはないね。ところが、君は戦場にいたのだよ。
 あの本が、世界史のなかでももっとも多くの人々を地上から霊界へと移行させる大戦の数カ月前に出版されたことは不思議な偶然だ。君はそう思わないかね? ぼくは師がそうだと教えてくれるまで気づかなかった。
 君のことを想いながら昨日戦死したわれわれの友人には、気がかりな問題がひとつあった。もし彼が敵の手でこの世から放り出されるとしても、われわれが本で書いたように、「天国の小さな家」を、英国にいる恋人のために用意することができるだろうかと考えていた。そして、彼が準備し、恋人を待つとしても、果たして彼女は彼の死後も忠実であり続け、数年後にこちらの世界の小さな家で一緒に住んでくれるだろうか。
 だが、このことは一言だって塹壕の戦友に伝えてはいない。本の中のほかの話は教えても、この話だけは黙っていた。不思議なことだが、人間は一番気に入っている考えは人に話さないものだ。
 この本でもうひとつ彼の興味を引いたのは、まだ地上にいる夫とエジプトへ旅した女性の話だ。彼はしばし夢想したものだ。自分が戦死した後で、霊となって、かつて恋人と一緒に旅し、新婚旅行にも選んでいた北ウェールズの地を訪ねることができるのだろうかと。
 ある夜、彼は恋人に長文の手紙をしたためた。自分が戦死したなら、夏にはかの地へ出かけてほしい、ぼくはそこで君に再会できるよう努力したいと。ところがしばらく考えた後で、恋人を悲しませるだけだと思い、彼はこの手紙を破り捨ててしまった。
 彼を見たとき、肉体のうちなる霊が奇妙な光を放っていた。これは肉体が崩壊する直前の現象だ。私は間もなくそうなることを察知し、待った。
 突然、彼の肉体が地面に倒れ、希薄な体が自然に肉体から抜け出てくるのが見えた。私はほんの一瞬待って、彼に近づき、漂いながら眠りにつこうとしていた彼を持ち上げた。それから霊体の額に息を吹きかけた(もちろん、霊体にだって額はある)。私は、人生の最期のときに、われわれの本に多大の関心を寄せてくれた男の霊の額に息を吹きかけたのだ。
 彼は私の目の前で目覚めた。
「こんにちわ、Xさん」と彼。「あなたとここで会いたいと願っていました。あなたはぼくの期待を裏切りませんでしたね」
「そう、私はいつだって誠実なのだ」。私は答えた。
「なぜこんなに早くこうなると思ったのかね?」
「なぜって、ぼくにはあなたの姿が見えたからです」
「ではどうして私だとわかったのかな?」
「あなたの写真を見たことがあります。雑誌に掲載されていたのです」
「しかし私はまだ年寄りのように見えるのかな?」。私は尋ねた。なぜなら、自分ではかつての若さと美しさをある程度取り戻したと思っていたからだ。
「どうしてですか」と彼は言った。「あなたは写真そのままの姿ですよ」
「これは奇妙だ」私は答えた。そして気づいた。彼が考えていた私は、物語にある通りの年老いた判事であり、その考えが私の意志とは関係なく、この体を彼の望みのままに様変わりさせていたのだ。
「少し昼寝したいかね?」。私は眠気の感じられない彼の目を見ながら聞いた。
「いいえ、結構です。Xさん、私は英国へ帰りたいのです。でも、あなたには他にお仕事がおありでしょうね」
 私は笑って答えた。
「君が望むことやしたいことは、私にも重要なことなんだよ」
 われわれは一緒に出かけた。
 ドーバー海峡を横切り、兵士であふれる船着き場を通り過ぎた。
「彼らがぼくのように霊界について知っていてくれたらいいのですが」と友は言った。「ここでどんなに素晴らしい友人に出会うかわかったら、たぶん彼らはあらたな勇気を奮い起こして戦うでしょうね」
「灰は灰へ、塵は塵へ」と説教し、旅立つ魂を慰めようとする牧師諸君、驚いてはいけない。私と霊界にきたばかりの兵士の楽しい会話に驚き、ショックを受けてはいけない。彼は旧知の友と出会うことを知っていた。それに、死が生よりも神聖だということはなく、また生以上に荘厳なものではないことも。
 われわれは娘を訪問した。私も若い頃、しばしばデートしたものだが、この兵士が恋人を訪ねるときほど興味津々だったことはない。彼女がわれわれを見ることができないという事実は、なんら問題ではない。そのことには、私はすでに慣れてしまった。
 われわれが訪れたとき、娘は長く美しい髪をくしけずっていた。目の前の暖炉の上、ちょうど鏡の下に、われらの友人の写真が飾ってあった。娘の愛情を込めた視線がそれに止まり、その一瞬、彼は恋人と写真の間に身を置いた。すると、娘が叫んだ。
「なぜかしら、目が生きているわ!」。そして櫛を床に落とした。
 それから、真実が娘の心に閃き、荘厳な口調でこう言った。
「愛しいあなた、もしこれがあなたなら、そしてこんな奇妙な方法で私に会いにいらしたのなら、どうか信じてくださいね。あなたを愛しています、いつまでも愛し続けます。そして天国でお会いしましょう」
 それから娘は小さなイスに座り、泣き始めた。
 私は彼を恋人と一緒にさせたまま立ち去った。だが、ときどき様子を見に戻ってくるつもりだ。そして彼には、こちらの世界で生きて行くための知識を教えよう。戦場には近づいてほしくない。そんな必要はない。彼は義務を果たし、その代償を手にしたのだから。
 いつかあとで、君と私の名前を胸に刻んで死んだこの男についてまた報告する機会もあるだろう>
 マクロンは「Old demons」の再来を予感している。世界中でナショナリズムの動きが顕著だからだ。そして各国のリーダーに「自国第一主義」が目立ってきた。彼らからは、Old demonsの臭いがする。
「ideology, religion and a disregard for facts could be exploited」
(イデオロギーや宗教、そして事実の無視が、彼ら=悪魔どもに利用される)とマクロンが警告したとおり。
 聖書の捏造を無視するキリスト教福音派がトランプ支持母体。中間選挙の投票率49.2%は第一次世界大戦が勃発した1914年の50.0%に次ぐ高さ。福音派の影響力が増している。彼らは中絶や同性婚には絶対反対。国の分裂を深めてゆく。そしてトランプはウソばかりついている。最近も、北朝鮮に譲歩しているにもかかわらず、していないとウソをついた。
 中国政府もウイグル民族の弾圧で真っ赤なウソ。サウジアラビアのモハンマド皇太子もウソつき。記者を殺害し、その息子と握手し、世界中でひんしゅくを買った。プーチンも病的なウソつき。日本を財布にすべく目論んでいる。金正恩はもちろん、ウソつき。ブラジルの次期大統領は、先住民の土地の保護を撤回すると公言。昨年、「先住民の土地があれば、その地下には富がある」と述べた。熱帯雨林を開発するつもりで、事実は無視だ。
 自国第一主義のナショナリズムはファシズムへの一本道。うそつきリーダーたちが大動乱を招きつつある。
「魔物が来るぞ!」と論じるのは、本紙のみか。
 
》記事一覧表示

新着順:144/5573 《前のページ | 次のページ》
/5573