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外来化学療法の落とし穴

 投稿者:世話人の竹哲です  投稿日:2018年10月14日(日)09時31分13秒
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   野球の人気解説者、大島康徳さんが「NC9」に出演してがんを公表しました。

 そして、外来で抗がん剤治療をしていると明かしました。

 NHKは、がんになっても外来で治療しながら仕事を続けることができると、前向きな姿勢を評価していました。

 多くの視聴者もそう思ったでしょう。

 ところが、外来の抗がん剤治療には「落とし穴」がありました。

 五黄土星で真北=大凶の大島さんは、果たして気づいていたでしょうか?

 気づいていないと思います。医者がたぶん告知していないからです。

 その重大な事実は、わたしたちもしっかり学んでおくべきことです。

 最近書いた記事を紹介しましょう。

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◎外来化学療法の落とし穴

 外来の抗がん剤治療には大きなリスクがある。「看取り先生の遺言2000人以上を看取った、がん専門医の『往生伝』」(奥野修司著、文春文庫)
 2000人を看取り、自分もがんで若死にした岡部医院の院長の遺言で明かされた驚きの真実。

<そのうえ、抗がん剤自体に発がん性があるのに、そのことが最近まであまり意識されてこなかった。たとえば健常者に、予防のために抗がん剤を打ちましょうと言わないのは、抗がん剤には遺伝子毒性があり、投与すれば必ず悪さをするからである。私と一緒にがんを手掛けてきた同僚は両手で数えられないほど亡くなったが、ほとんど”がん死”である。がんの治療医だから、抗がん剤を吸い込んだのだろう。

 かつて病棟の看護師が抗がん剤を扱っていたことがあった。そのとき、霧状に飛散した薬剤を吸い込んだ看護師の尿から、遺伝子が変化した物質が高濃度に出たり、流産率が高いといったデータが海外で発表された。そのことが問題になってから、今はマスクや防護服で医療者を守り、安全キャビネットといわれる装置で調剤して病室に届けるようになったが、患者のことは今でもまったく考慮されていない。

 たとえば外来化学療法をされている患者さんの場合である。病院で抗がん剤の投与を受けて家に帰るわけだが、帰れば孫を抱っこしたりするだろう。抗がん剤を投与されたら、抗がん剤が混じった汗が滲み出てくるが、その患者が孫を抱っこしたとき、孫との接触を通して抗がん剤が孫の皮膚から吸収されてしまうおそれがある。

 ところが、患者さんの多くはそのことを説明されていない。きちんと説明したら抗がん剤をやめる人が出てくるので、あいまいにしているのだろう。

 少なくとも孫を抱っこするときは長袖を着て手袋を二重にしないといけない。そうでなければ、小さい子供と接触すべきでないのだ>

 大島氏、家族とスキンシップしていないだろうか?
 あるいは、孫がいたら孫を抱いたりしていないだろうか? 親が外来抗がん剤治療している場合、念のために子供の尿の遺伝子検査をしたほうがいい。

 NHKはこの重大なリスクを隠したまま、外来の抗がん剤治療を、「仕事と治療を両立できる」と紹介した。罪づくりではないか。

◎必読、岡部病院のマニュアル

 今年はがん患者の発症数が100万人超となった。治療の多くに抗がん剤が使われている。
 そこで、がん患者、その家族の必読マニュアルをもういちど掲載する。がんの友人、知人に読ませて「孫まで祟る悲劇」を回避させたい。

<岡部医院では『外来がん化学療法を受けられる患者さんのご家庭やご家族に害が及ばないように』という小冊子を作成しているが、その中の「ご家族やご家庭への曝露を回避するために」は次のように記している。

《抗がん剤の多くは、尿中に投与した量の約10%が排泄され、注射剤で血漿蛋白との結合性が低い薬剤では投与してから約2日で排泄されると知られています。

 このことから米国国立衛生研究所(NIH)では、抗がん剤投与を受けた2日間は、
①抗がん剤投与を受けている人の血液、尿、便、吐物を取り扱う時には、全ての介護者はゴーグルをつけること、②排泄物の処理を器具で行った後には、両手と使用した器具を石けんと水でよく洗うこと、
③グローブをつけて看護・介護にあたることをインターネットで患者さんやご家族に注意を促しています。
(中略)
 尿などで汚れたトイレや衣類を処理する時も、同様な注意が必要となります。すなわち、患者さんのご家族やご家庭も抗がん剤の曝露から守る必要があると思います。

 さらに注意しなければならないことは、抗がん剤が汗から分泌される可能性があることです。抗がん剤が汗から分泌されることは直接証明されたものはありませんが、抗がん剤の副作用として脱毛、手足症候群などの皮膚障害が認められていますので、皮膚に抗がん剤が分布していると考えられます。皮膚に分布される量は微量かもしれませんが、成長が著しい幼児に対して悪影響が出る危険性があることも理解すべきと思います》>


 
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