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大動乱の証拠、引き裂かれる米国

 投稿者:世話人の竹哲です  投稿日:2018年10月 6日(土)08時07分58秒
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   トランプの出現で大動乱の引き金が引かれました。

 アメリカはそれ以来、壊れ、引き裂かれつつあります。

 トランプの支持者は40%近くいて、岩盤の支持層と呼ばれています。
 彼らは政治家やエリートが大嫌いで、聖書に書かれていることは真実だと信じ込んでいます。

 もちろん、聖書にはウソがたくさん書かれていることは、聖書研究者には常識です。
「捏造された聖書」というおもしろいノンフィクションが出ています。

 岩盤の支持層以外の60%は、トランプ大嫌いの人たちです。

 そしてNYタイムズ、CNNなどのマスコミvsトランプの争いも激化する一方です。
 唯一の味方はFOXテレビだけです。

 40%の支持vs60%の不支持
 マスコミvsトランプ

 ここにさらに重大な要素が加わりました。

 トランプが最高裁判事の欠員を埋めるための人材に、保守派のキャノバーを選んだからです。

 最高裁は10名でなっており、現在、保守派が5名、リベラル派が4名です。
 キャノバー候補が承認されれば、保守派が6名となり、妊娠中絶、同性婚その他の微妙な問題で、保守的な判断が下されるようになります。

 ところが、キャノバーの名前があがった直後、女性の大学教授が、「彼にレイプされそうになった」と声をあげました。

 すごい展開ですね。

 そして大騒ぎとなり、上院の公聴会で女性の大学教授とキャノバーが証言することになりました。

 9時間にわたるふたりの証言は、全米国民が注視した特番になりました。

 が、36年前の出来事であり、女性は当時15歳でしたから、説得力のある証言ではありましたが、キャノバーが全面的に否定し、決着はつかなかったのです。

 上院の勢力と最高裁判事を決める議員の配分は共和党に有利です。

 採決すれば、キャノバーで決まるところでした。

 ところが、共和党の議員が「FBIに調査させろ」と言い出して、調査させました。
 調査した結果は、やはり36年前のことでしたから、決定的な証拠はなかったようです。

 そして、キャノバーは最高裁判事になります。

 そこで怒ったのが女性たち。
 セクハラの#MeToo(ミートゥー)運動では、数多くの俳優、有名人、政治家たちがやり玉にあがり、恥をかいて仕事を失い、あるいは逮捕されて収監されてきたりしました。

 にもかかわらず、最高裁判事のひとり、それも保守派が6人の多数派になる重要なひとりに、キャノバーのような男が就任する、ほぼ決まりということで、怒りが燃え盛っているわけです。

 トランプvs全米の女性

 引き裂かれた米国の象徴です。
 11月はじめの中間選挙では、さらに引き裂かれた米国が出現するでしょう。

https://www.bbc.com/japanese/45755405

 英国BBCニュースの日本語版をごらんください。





 
 
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