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マイケル・ジャクソンの映画の感動がまだ残っています。
そして、この映画の予告で知ったのが、スピルバーグ監督の新作、来年1月に公開される「ラブリーボーン」です。
2002年、このたいへんスピリチュアルな小説のことを記事にしました。全米の話題をさらった大ベストセラーです。
でも、日本では翻訳はまったく売れませんでした。
良かったら図書館でお読みください。
アマゾンでは1円から販売しています。
以下、当時の記事です。
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◎すべての人、それぞれの天国
アマゾン・コムでは本書の書評が紹介されている。
<1973年、雪の降る12月のある日のことだった。14歳のスージー・サーモン(魚の「サーモン」みたいな名前と彼女は言っていた)は学校から家に帰る途中、トウモロコシ畑の中に穴を掘って作った地下の隠れ家に誘い込まれた。そこで彼女は残忍にレイプされ殺害されてしまう。連続殺人の新たな犠牲者となったスージーは、その男を知っていた。それは近所に住む男、ハーベイだった。
アリス・シーボルドのせつなさが胸にしみる感動の小説デビュー作『The Lovely Bones』は、「人生は永遠に昨日のこと」となってしまった天国からスージーが語り手となって話を展開する。スージーは天国から彼女の死を悲しむ家族や友だち、そして憎き殺人犯や彼女の事件を追う刑事の様子を見守る。
著者シーボルドは、すべての人はそれぞれ自分なりの天国を持っていると言う。スージーの天国は郊外のハイスクールにある運動場やその風景に似ていた。そこは彼女が望んでいた「先生がいなくて…、美術の時間以外は教室に入らなくてよくて…、男の子がお尻をつねったり、『臭い』なんて言ったりしなくて、教科書は雑誌のセブンティーンとかグラマーとかヴォーグ」という「最も素朴な夢」でできた天国だった>
第1章の最初のパラグラフとその次はこうだ。
<My name was Salmon, like the fish; first name, Susie. I was fourteen when I was murdered on December 6, 1973.>
「わたしの名前はサーモンでした、お魚みたいね。ファースト・ネームはスージー。1973年12月6日に殺されたとき、わたしは14歳でした」
世界中で多くの人が「肉体は滅びても心は永遠に生き続ける」という真理に目覚め始めた21世紀、アリス・シーボルドはこの真理を、個人的な体験に模して本書で物語った。それが「すべての人、それぞれの天国」というテーマ。荒唐無稽なテーマに見えるが本書を手にした読者は途中でやめられなくなる。アマゾン・コムの読者評にはこうある。
「この手の本は好みじゃなかったのですが、妻がどうしても読めとすすめるので読み始めました。おそろしく感動的で、誰にも言ってませんが、全編泣き通しで読み終えました。読んだあともずーっといつまでも心に残る本です」
「The Lovely Bones」では、第1章の前に、ひとつの情景が描かれている。
<パパの机の上のスノー・グローブ(本紙注;球形のガラス玉のなかに雪が降る情景を閉じこめたおみやげ品。アメリカではありふれたもの)のなかには、ペンギンがいて、赤と白のストライプが入ったスカーフを首にまいていた。小さかった頃の私は、パパの膝に入って、このスノー・ボールに手を伸ばしたものだ。パパはそれをひっくり返し、雪をてっぺんに集めると、もとに戻した。パパとふたりで、雪がペンギンの上にやさしく降り積もるのを眺めていた。ペンギンはひとりぼっちだった。彼のことを思うと、心配になった。私がこのことをパパに言うと、パパはこう言った。「スージー、心配しなくていいんだ、ペンギンは幸福なんだよ。彼は完璧な世界に閉じこめられているんだからね」>
http://www.cinra.net/news/2009/10/20/175957.php
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